ハンドル刺繍職人 中村和夫氏

ハンドル刺繍職人 中村和夫氏

ハンドル刺繍ミシンは通常手ハンドルとよばれ、約140年前の明治時代から存在したミシンになります。機械を手足の様に使えてこそ表現できる、まさに職人わざが必要な刺繍ミシンです。現代あるコンピューター刺繍ミシンと違い、技術の必要なハンドル操作によって刺繍をしてゆくので、1点1点風合いや表情が少し変わり、自然な歪みがアナログ作業のアジになります。おもにはスタジャンのワッペンによく見ることのある、パイルのモサモサした刺繍が さがら刺繍 と呼ばれています。同じミシンで針と設定を切り替える事で表現出来る チェーン刺繍 はミシン台の下に付くハンドルで、針を自在に操り絵を描くようにステッチを刻むことができます。ビンテージのワークウエアーやカレッジユニホームにロゴや名前の入った、製品も多く存在します。

現在ライディングハイが刺繍を依頼している職人の中村和夫氏は、昔ながらのハンドル刺繍で温かみのある刺繍を表現出来る数少ない職人の一人です。ライディングハイの思い入れ、またクラフトマンシップを垣間みることができ、魅力を感じずにはいられません。

 

ハンドル刺繍 - HANDLE EMBROIDERY from RidingHigh on Vimeo.

 

今シーズン展開しているハンドル刺繍商品を紹介させていただきます。毎シーズン、アートワークを変えてアメリカで生産した生地を使用している、プリント+ハンドル刺繍のTシャツのシリーズです。その中で人気商品 COLD BEER DRINKING CLUB  ビールジョッキはプリントをほどこし、こぼれそうなモコモコした泡はさがら刺繍で表現しています。手作業で1つ1つ刺繍を入れていくので、まったく同じものは1つとして出来上がらないというのも、この手作業のさがら刺繍の味わいになります。

 

このブログを書くにあたり、中村氏のところに訪れる時にLALA BEGINのMAGICAL FACTRY TOUR(ものづくりの現場を取材する連載企画)の取材クルーも同行して頂きました。その場で刺繍をしていたり、チェーン刺繍の体験をしたり、内容の濃い良い記事をかいて頂きました。ララビギンさんありがとうございました!